県予選優勝しました。
すべての試合、相手を圧倒して勝つことができた。
相手を圧倒できた理由として、「フィジカル」と「”フットサル”をする」というこの二つの要因があると思う。
一つ目の要因として「フィジカル」。
全試合前からプレスをかけ続け、相手に攻める時間を与えなかった。
カウンターからの点が多かったが、それはボールを奪っても相手より速く攻撃に切り替えることができていたからだと思う。
よくサッカー・フットサルの世界でフィジカルやテクニックという言葉を聞くが、フットサルはテクニックという風潮があり、フィジカルが二の次に考えられているように思う。
フットサルの試合で、無駄にテクる選手が多い。
「フットサルはテクニックがあればできる」 「フットサルはテクるもんでしょ」みたいに勘違いしている人が多い。
そこでファルカンフェイントいる?みたいな。そういったフェイントは相手のタイミングを外すため、タイミングを外しシュートまで持ち込むためのもの。
つまり実用的でなければならない。
例えファルカンフェイントを完璧にこなせるテクニックがあったとしても、フィジカルがなければ成立しない。
ヘロヘロの状態では、テクニックの発揮の仕様がない。
エンジョイならいいが、競技志向でやるには20分ハーフのプレイングタイムを走り切る「フィジカル」が必要。
それが今日のどのチームより勝っていた。
特に昨日はプレイングの試合を3試合こなさないといけないとなると、「フィジカル」の差が試合に顕著に表れる。
二つ目の要因として「”フットサル”をする」ということ。
パラ、ディアゴナル、ケブラ、エントラリーニャなどフットサルの動きはほとんどのチームが知っていると思うし、試合中にその動きをしていると思う。
そういった動きをすることで、フットサルっぽくなる。でもそれはただ「っぽくなる」だけ。
パスを出してボール保持者がプレッシャーを受けているのに、大きくパラやディアゴナルで抜けたりする人がいるけど、そんなんじゃボール持ってる人困るでしょ。
ケブラしてボールもらって、また出した人に戻してばかりでも意味ないでしょ。何のためにケブラするのか。
ただフットサル的な動きをすれば良いもんじゃない。
試合では相手がいて、味方がいて、ボールがある。この3つの関係を意識しないといけないのに、ただ意図もなくフットサルっぽい動きをしている人が他チームには多かったように思う。
いつも闘将が、いやプリンスが口酸っぱくして言うのが、「どうしてその動きをするのか」意図がなければならないということ。
それがチーム全体で意識できていることが大きいと思う。
この二つが昨日の大勝の理由だと思います。
目指すところはもっともっと上にあるので、昨日のことはもう忘れたいと思います